当クリニックでは、年齢とホルモンバランスの関係から体調管理をサポートするホルモン検査を実施しております。
体内では50種類以上のホルモンが、うまく働き、生命を維持しています。その中で特にIGF-ⅠとDHEA-sなどの成長ホルモンは、加齢による減少が著しい事が知られています。
検査メニュー
メニュー名 | 検査項目 | 検査費用(税込) |
---|---|---|
ホルモン年齢検査(基礎セット) | コルチゾール、DHEA-S、ソマトメジン | 5,500円 |
基礎セット+男性ホルモン | 基礎セット+遊離テストステロン | 6,600円 |
基礎セット+女性ホルモン | 基礎セット+エストラジオール | 6,600円 |
検査項目の説明
基礎セット項目
ホルモンバランスの乱れを知り、改善することで体調不良や老化などの予防にお役立て頂けます。測定するホルモンは、加齢により減少することが知られる項目を中心に測定しております。
コルチゾール
別名ストレスホルモン。生命維持に必要な糖質コルチコイドで、精神的・身体的ストレス時に分泌が増加します。抗炎症作用など体にとって重要な働きをしています。
DHEA-S
副腎皮質から分泌されるアンドロゲンで、免疫力を高め、細胞を守る作用があります。糖尿病、肥満、動脈硬化、腫瘍、骨粗鬆症などを抑制し、免疫調整や中枢神経作用に関わる重要なホルモンです。加齢と共に減少します。
ソマトメジン(IGF-I)
インスリン様成長因子とも呼ばれ、成長促進、細胞増殖、インスリン様作用をもっています。加齢とともに低下し、筋肉量低下、内臓脂肪蓄積に影響します。
DHEA-s/コルチゾール比ストレスの指標として注目されており、うつ病の患者では コルチゾールが高く、DHEA-sが低い傾向があるためその比率が重要なのではないかと考えられています。
追加オプション項目
遊離テストステロン(男性ホルモン)
男性ホルモンのテストステロンのなかで最も活性の強い部分で、性腺機能の判定や男性更年期障害の診断に用いられます。
エストラジオール(女性ホルモン)
40歳以降低下して、閉経とともに激減します。更年期障害・脂質代謝異常・骨粗鬆症などの発症と関係があります。
体のホルモンバランスについて

一般的に、ホルモンは「免疫」、「代謝」、「体の調節」のために必要不可欠な物質と言われています。 私たちのカラダの中では日々さまざまな変化が起こっており、加齢などに伴い、バランスが崩れたり、その量も減少していく傾向にあります。ホルモンバランスの崩れや減少は、「血糖値異常」、「血圧異常」のような症状を引き起こします。 よって、私たちは健康を維持するため、なるべくホルモン状態を若く保つことが重要です。