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食物アレルギー児の入園・入学時の手引き

食物アレルギーをお持ちのお子さんの入園・入学でお困りの保護者の方へ

食物アレルギーの好発年齢である乳幼児期の保育園・幼稚園、そして多くの学童と過ごす学校での集団生活では、給食時の対応をどのように行うかが最も切実な問題となります。池袋東口まめクリニックでは、お子さんが安全に集団生活を送れるよう、入園・入学時の必要な手続きから日常的な管理まで総合的にサポートいたします。

来年から保育園に入園予定なのですが、息子に卵アレルギーがあります。どんな書類が必要で、どのような準備をしておけばよいでしょうか?

 

先生

入園や入学時には保育園や学校などにお子さんの食物アレルギーについて、詳細を伝える必要があります。必要な手続きや、施設ごとの対応例をご紹介します。当院では生活管理指導表の作成をはじめ、包括的にサポートいたします。

 

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入園・入学時に必要な医療機関からの情報提供

食物アレルギー児の受け入れと安全な給食の提供ができるように、医療機関からの正確な情報提供が最も重要です。当院では以下の書類作成と指導を行っています。

保育園入園時に必要な書類

  • 診断書(症状の詳細記載)
  • 指示書(具体的な対応方法)
  • 緊急時対応計画書
  • 保育園におけるアレルギー疾患生活管理指導表

保育園に入園した際、食物アレルギー対応に関する説明があり、「生活管理指導表」が配布されます。この「生活管理指導表」は、医師と保護者、保育園と情報共有できる書類となるため、かかりつけ医に必要事項を記載してもらい、入園先に提出する必要があります。
「生活管理指導表」は各自治体で多少異なる場合もありますが、基本的な「生活管理指導表」は下記となります。

幼稚園・小学校入学時に必要な書類

  • 診断書(アレルギー検査結果含む)
  • 指示書(給食対応の詳細)
  • 緊急時対応マニュアル
  • 学校生活管理指導表(アレルギー疾患用)

基本的に対応の流れは保育園と同じとなり、幼稚園、小学校は「学校生活管理指導表(アレルギー疾患用)」をもとに保護者と面談し、対応を決定します。

園・学校での給食対応が困難な場合は、弁当持参を選択することも可能です。当院では弁当持参の場合の栄養バランスについてもご相談いただけます。

保育園でのアレルギー対応について

保育園での食物アレルギーへの基本的な対応は、国が定めた「保育所におけるアレルギー対応ガイドライン」に沿って行われています。当院では、このガイドラインに基づいた適切な生活管理指導表を作成いたします。

保育園入園時の流れ

  1. 保育園から食物アレルギー対応に関する説明を受ける
  2. 「生活管理指導表」が配布される
  3. かかりつけ医(当院)で生活管理指導表に必要事項を記載
  4. 入園先に提出して面談・対応決定

重要なポイント
この「生活管理指導表」は、医師と保護者、保育園と情報共有できる重要な書類となります。お子さんの症状や必要な対応について正確に記載し、安全な保育環境の構築に役立てます。

幼稚園・小学校でのアレルギー対応について

幼稚園、小学校では、「学校のアレルギー疾患に対する取り組みガイドライン(公益財団法人日本学校保健会)」に沿って対応が行われています。当院では、このガイドラインに準拠した学校生活管理指導表を作成いたします。

学校での対応の流れ

  1. 「学校生活管理指導表(アレルギー疾患用)」の配布
  2. 当院での詳細な検査・診断
  3. 生活管理指導表への医師記載
  4. 学校との面談・対応決定
  5. 給食対応の最終確認

書類が配布されない場合

書類の書式や名称が異なる場合もあります。配布されない場合は、保健所や幼稚園、学校に問い合わせをしましょう。

ご紹介した通り、保育所、幼稚園、学校によって対応が異なる場合があるため、どのような対応や管理を行っているのかを事前に収集し、納得した上で入園・入学先を決める必要があります。入園、入学の際には事前に保育園、幼稚園、学校と面談して対応を決めていきましょう。

 例えば、提供される給食の形式や、除去の程度はどのくらいの対応になるのか、給食に利用される食材の原材料の確認や調理場での管理、提供される前の最終確認、誤食が発生したときの対応なども、保育園、幼稚園、学校側に確認が必要です。

 また、「生活管理指導表」や「学校生活管理指導表(アレルギー疾患用)」を通して、医師と保護者と保育園、幼稚園、学校で実際の食物アレルギー対応に関する面談や情報共有をしっかりと連携することが大切です。

日常生活での注意点と環境整備

強いアレルギーをもっているお子さんの場合、アレルゲン食品と接触したり、吸い込んだりしてアレルギー症状が出現することがあります。園・学校での環境整備についても事前に確認が必要です。

特に注意が必要な場面

  • 牛乳パックを閉じるときの牛乳の飛散による接触
  • 豆まきでのナッツ類の粉を吸い込むリスク
  • 給食時間での隣席からの食べ物の飛散
  • 調理実習や理科実験でのアレルゲン使用
  • 校外学習での食事環境

事前確認が必要な重要項目

保育所、幼稚園、学校によって対応が異なる場合があるため、どのような対応や管理を行っているのかを事前に情報収集し、納得した上で入園・入学先を決めることが重要です。

給食対応について確認すべき項目

  • 提供される給食の形式(完全除去、代替食、一部除去など)
  • 除去の程度はどのくらいの対応になるのか
  • 給食に利用される食材の原材料の確認方法
  • 調理場での管理体制(交差汚染防止策)
  • 提供される前の最終確認プロセス

緊急時対応について確認すべき項目

  • 誤食が発生したときの対応手順
  • 症状出現時の観察ポイント
  • 保護者・医療機関への連絡体制
  • 救急搬送の判断基準
  • 職員の応急処置研修状況

池袋東口まめクリニックでの入園・入学サポート

当院では、小児科専門医による食物アレルギー診療を通じて、お子さんの安全な集団生活をサポートしています。入園・入学時の書類作成から継続的なフォローまで、包括的なケアを提供いたします。

診断・検査サービス

  • 血液検査(IgE抗体検査)
  • 詳細な問診・症状評価
  • アレルギー日記の指導
  • 即日検査・即日結果説明
  • 定期的な経過観察

書類作成・連携サポート

  • 生活管理指導表の作成
  • 診断書・指示書の発行
  • 園・学校との面談同席
  • 職員向け研修会の実施
  • 緊急時対応計画の策定

継続的なケア

  • 成長に応じた管理見直し
  • 新たな症状の評価
  • 治療方針の調整
  • 栄養指導・生活指導

医師・保護者・園学校の連携の重要性

「生活管理指導表」や「学校生活管理指導表(アレルギー疾患用)」を通して、医師と保護者と保育園、幼稚園、学校で実際の食物アレルギー対応に関する面談や情報共有をしっかりと連携することが最も重要です。

入園前の面談では、どのようなことを話し合えばよいでしょうか?

 

先生

お子さんの症状の程度、必要な除去食の詳細、緊急時の対応方法、職員の方への研修内容など、具体的で実践的な内容を話し合います。当院からも必要に応じて同席し、専門的なアドバイスを提供いたします。

   

入園、入学の際には事前に保育園、幼稚園、学校と面談して対応を決めていきましょう。当院では、保護者の方と一緒に園・学校との連携を積極的にサポートいたします。

当院の特徴とアクセス

診療体制

  • 土日祝日も診療
  • オンライン予約・事前問診
  • 院内処方対応
  • 隔離スペース完備
  • 感染対策徹底

専門医療サービス

  • 総合内科医による診療
  • アレルギー専門外来
  • 栄養指導・生活指導

アクセス・連携

  • 池袋駅東口徒歩1分
  • 新宿三丁目メディカルクリニック提携
  • 高度専門検査対応
  • セカンドオピニオン対応
  • 専門医への紹介システム

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