インフルエンザ流行シーズン入り|昨年より1か月早い流行開始
早期予防のお知らせ 2025年9月22日〜9月28日の週でインフルエンザの定点当たり報告数が1.04となり、流行開始の目安である1.00を上回りました。昨年より約1か月早い流行シーズン入りとなっており、早期の予防対策が必要です。
同時流行の新型コロナ 新型コロナウイルスも依然として流行が続いております。インフルエンザとの同時流行が懸念されるため、両方のワクチン接種による予防対策を強くお勧めいたします。
2025年度 ワクチン接種料金のご案内
| ワクチン・予防投与の種類 | 料金(税込) |
| インフルエンザワクチン(今季1回) | 3,500円 |
| フルービック(水銀フリーワクチン) | 4,000円 |
| インフルエンザ経鼻ワクチン | 8,500円 |
| インフルエンザ予防薬(対面診察) オセルタミビル75㎎ 1日1回1錠 10日分 | 5,020円 診察料込 |
| インフルエンザ予防薬(電話診察) オセルタミビル75㎎ 1日1回1錠 10日分 | 5,020円 電話診察料込 |
| 電話・オンライン診療通信費 郵送料含む | 1,000円 |
| 新型コロナワクチン | 16,000円 |
| 新型コロナワクチン(インコロ同時接種割引) | 15,000円 |
助成金・利用券について
当院では豊島区の助成金および東振協・あまの創建等の利用券がご利用いただけます。対象となる方は接種費用の自己負担を軽減できますので、ぜひご活用ください。インフルエンザワクチンの接種回数について
① 注射型ワクチン(HAワクチン)の接種回数
生後6ヵ月~13歳未満
接種
2~4週間の間隔
(概ね4週間後)
13歳~65歳未満
接種
1回の接種で
免疫獲得
65歳以上
接種
定期接種対象※
自治体助成あり
💉 13歳未満のお子様は2回接種が推奨
生後6ヵ月以上13歳未満のお子様は、ワクチンによる免疫がつきにくいため、2回接種が勧められています。1回目の接種は12月の第一週までに済ませ、2回目は1回目から概ね4週間後に接種します。
② 経鼻ワクチン(フルミスト®️)の接種回数
生後6ヵ月~2歳未満
対象外
注射型ワクチンを
ご利用ください
2歳~19歳未満
接種
注射不要!
鼻にシュッと吸引
19歳以上
対象外
注射型ワクチンを
ご利用ください
📌 経鼻ワクチン「フルミスト®️」の特徴
- 注射が苦手なお子様に最適:針を使わず、鼻から吸引するだけ
- 1シーズン1回のみ:注射型の2回接種に対し、フルミストは1回で完了
- 対象年齢:2歳以上19歳未満の方が選択可能
- 料金:8,500円(税込)
注射が怖いお子様や、2回接種のスケジュール調整が難しいご家庭におすすめです。
よくあるご質問

子どもの1回目接種はいつまでにしたらよいですか?

13歳未満のお子様で注射型ワクチンを選択される場合、2回接種が推奨されますので、1回目の接種は12月の第一週までに予約をとってください。2回目は1回目から概ね4週間後を予定しています。

子どもは1歳未満ですが、インフルエンザワクチンは受けた方が良いですか?

生後6ヶ月以降であれば注射型ワクチンの接種が可能です。1歳未満のお子さんがおられるご家庭は、ご家族(お父さん、お母さん、兄弟姉妹)全員が接種しておくことをお勧めします。

子どもの2回目接種日に親の1回目接種をしたいのですが。

可能です。お子様の2回目は概ね4週間後を予定していますので、親御様はお子様の1回目予約の4週間後を予約しておいてください。同日に接種できますのでご安心ください。
定期接種について 定期接種に該当する方は、65歳以上の方、及び、60~64歳で心臓や腎臓、呼吸器の機能に障害があり身の回りの生活を極度に制限される方、もしくは、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障害があり日常生活がほとんど不可能な方です。接種費用は自治体によって異なりますので、詳しくはお住いの自治体にお問い合わせください。
新型コロナウイルス感染症の現在の流行状況
警戒 新型コロナウイルスの感染が全国で拡大しています。変異株である「ニンバス」も流行しており、さらなる感染拡大が懸念されます。インフルエンザとの同時流行リスクも高まっており、両方のワクチン接種による予防対策が重要です。

📊 最新の感染状況データ
【全国の状況】2025年9月8日〜14日- 定点医療機関での感染者数:31,831人
- 最多は宮崎県:1医療機関あたり17.93人
【東京都の状況】2025年9月8日〜14日
- 感染者数:1,852人
- 1医療機関あたり:4.43人
- 6月16日〜22日の週を境に増加傾向が続いています
変異株「ニンバス」について
注意 変異株「ニンバス」の出現により、今後も感染者数が増加することが懸念されています。この変異株は従来の株と比べて感染力が強い可能性が指摘されており、注意が必要です。
感染拡大中
全国で感染者数が増加傾向。東京都も6月中旬以降、継続的に増加しています。💉 ワクチン接種を
変異株に対しても、ワクチン接種により重症化リスクを軽減できます。🏥 早めの対策を
インフルエンザとの同時接種で、効率的に両方の感染症予防が可能です。2025年度インフルエンザ流行状況の分析
今シーズンの流行状況(厚生労働省発表データ)

2024年より多い感染状況 9月1日の週から報告数が急増しており、9月22日〜28日の週では4,030人の報告がありました。前週比で約30%の増加となっており、感染拡大のスピードが加速していることがわかります。昨年同時期(2024年9月)の報告数と比較しても、約30%多い状況です。
過去5年間との比較

早まる流行のピーク 2025年(青線)は、例年と比較して明らかに早期から流行が始まっていることが確認できます。通常であれば11月頃から本格化する流行が、今年は9月下旬の段階で流行シーズン入りとなりました。このペースで推移すると、10月中旬〜11月にかけて大きな流行のピークを迎える可能性があります。
東京都内の地域別感染状況

豊島区の状況 地図から見てわかる通り、豊島区は周辺の高感染地域に囲まれている状況にあります。特に東側(文京区・荒川区方面)および北側エリアで感染者数が多く報告されており、豊島区内への流入リスクが高まっています。池袋駅は都内有数のターミナル駅であり、多方面からの人の流れがあるため、特に注意が必要な地域と言えます。
なぜ早期対策が必要なのか?
⏰ 流行開始が早い
昨年より約1か月早い流行シーズン入り。ワクチンの効果が現れるまで 2週間程度かかるため、今すぐの接種が推奨されます。🏫 学校での集団発生
小中学校で合わせて100施設以上で学級閉鎖等の措置。お子様がいらっしゃるご家庭は特に注意が必要です。🦠 コロナとの同時流行
新型コロナウイルスも依然流行中。両方に感染するリスクもあり、同時接種による効率的な予防が重要です。手洗いによる感染予防効果

正しい手洗いでウイルスを99.99%以上除去
- 手洗いなし:約100万個のウイルスが残存
- 流水で15秒:約1万個(約1%)まで減少
- ハンドソープで10秒+流水15秒:約100個(約0.01%)まで減少
- ハンドソープで60秒+流水15秒:約10個(約0.001%)まで減少
- 2回繰り返し:数個レベル(約0.0001%)まで減少
予防投与薬のご案内
当院では、インフルエンザの予防投与薬も処方可能です。ご家族がインフルエンザに感染した場合や、受験・重要なイベントを控えている方など、感染リスクを最小限に抑えたい方はご相談ください。

※予防投与は自費診療となります。詳しくはお問い合わせください。
新型コロナワクチンとの同時接種について

インフルエンザと新型コロナのワクチンは同時に接種できますか?

はい、可能です。厚生科学審議会の見解により、両ワクチンの同時接種が認められています。同時接種の場合は割引料金(15,000円)でご案内しております。
同時接種のメリット
✓ 来院回数が1回で済む
✓ 接種費用が割引になる(通常16,000円→15,000円)
✓ 両方のウイルスへの免疫を同時に獲得できる
✓ 早期に予防効果を得られる
ご予約・お問い合わせ
お願い ワクチン接種は予約優先となっております。スムーズな接種のため、事前のご予約をお勧めいたします。
接種時の持ち物
- お薬手帳(お持ちの方)
- 豊島区助成券・東振協・あまの創建利用券など(該当する方)
皆様の健康を守るため、池袋東口まめクリニックスタッフ一同、万全の体制でお待ちしております。









