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子どもも安心|痛くないインフル・コロナ検査「nodoca(ノドカ)」を導入しました

痛くない!インフルエンザ検査「nodoca(ノドカ)」

インフルエンザの検査というと、「鼻に綿棒を入れられて痛かった」という経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。特にお子さんの場合、検査を嫌がって泣いてしまうこともよくあります。

当院では、痛みのほとんどない新しいインフルエンザ検査機器「nodoca(ノドカ)」を導入しました。喉の撮影だけで、わずか数秒でインフルエンザの判定ができる画期的な検査です。

nodocaは厚生労働省が承認した日本初のAI搭載インフルエンザ判定機器で、保険適用で受けられます。

従来の検査方法の問題点

鼻から綿棒を入れる検査の課題

これまでのインフルエンザ検査は、鼻の奥深くまで細い綿棒を入れて粘膜を採取する方法が一般的でした。この方法には以下のような問題がありました。

  1. 鼻の奥まで綿棒を入れるため、強い痛みや不快感を伴う
  2. お子さんが検査を嫌がり、正確な採取が困難なケースがある
  3. 高齢者の方にとっても身体的負担が大きい
  4. 医療従事者への飛沫感染リスクがある

「インフルエンザかもしれないけど、あの検査が嫌で病院に行きたくない」と受診をためらう方もいらっしゃいました。

従来の検査とnodocaの比較

何が違う?一目でわかる比較表

比較項目従来の検査
(鼻ぬぐい検査)
nodoca
(新しい検査)
検査方法鼻の奥に綿棒を入れて
粘膜をこすり取る
口を開けて
喉の写真を撮るだけ
痛み・負担★★★ 高い
鼻の奥まで綿棒を入れるため
痛みや不快感が強い
★☆☆ 低い
撮影だけなので
痛みはほとんどない
有効検査時期発熱後
12〜48時間
※発症直後はウイルス量が少なく
偽陰性のリスクあり
発症後
数時間〜48時間
※症状が出始めてすぐでも
検査可能
早期発見発症12時間以内は
感度が低い傾向
(ウイルス量依存)
発症早期でも
高い感度を維持

(身体の変化を検出)
結果判定時間約15〜20分
待合室で待機が必要
数秒〜十数秒
その場ですぐに結果判明
お子さんへの
使いやすさ
検査を嫌がって
泣いてしまうことが多い
正確な採取が困難な場合も
怖がらずに
受けられる

治験では90.6%が
「次もこの検査を受けたい」
検査費用
(3割負担)
約903円約915円
(ほぼ同額・保険適用)

ポイント nodocaは従来の検査よりも早期発見が可能です。発症12時間以内では、従来の鼻ぬぐい検査よりも感度が高い傾向が認められています。症状が出始めたらすぐに受診できるメリットがあります。

従来の検査方法の問題点

鼻から綿棒を入れる検査の課題

これまでのインフルエンザ検査は、鼻の奥深くまで細い綿棒を入れて粘膜を採取する方法が一般的でした。この方法には以下のような問題がありました。

  1. 鼻の奥まで綿棒を入れるため、強い痛みや不快感を伴う
  2. お子さんが検査を嫌がり、正確な採取が困難なケースがある
  3. 高齢者の方にとっても身体的負担が大きい
  4. 医療従事者への飛沫感染リスクがある

「インフルエンザかもしれないけど、あの検査が嫌で病院に行きたくない」と受診をためらう方もいらっしゃいました。

nodoca(ノドカ)による痛くない検査とは

喉を撮影するだけの簡単検査

nodocaは、専用カメラで喉の奥を撮影するだけでインフルエンザを判定します。AIが咽頭画像と体温や症状等を総合的に解析し、インフルエンザに特徴的な所見を検出します。

鼻に綿棒を入れることなく検査できるため、痛みはほとんど感じません。治験データでは、痛みの評価(NRS)が平均0.8と非常に低い値でした。

検査の流れ:3つのステップで完了

簡単・スピーディーな検査プロセス

Step 1:問診入力

WEB問診サービスを通じて、事前に症状や体温などを入力していただきます。来院前にスマートフォンから入力できるので、待ち時間の短縮にもつながります。

Step 2:咽頭撮影

専用カメラで喉の奥を撮影します。口を開けて数秒間カメラを向けるだけですので、痛みはありません。撮影した画像と問診情報をAIが解析します。

Step 3:AI判定

判定開始から数秒〜十数秒で結果が表示されます。インフルエンザの判定に加え、オプションで新型コロナのスクリーニングも可能です。すぐに診断・治療方針を決定できます。

撮影から結果判定まで、わずか1分程度で完了します。お子さんも怖がることなく、安心して検査を受けられます。

検査精度:PCR法検査との比較

科学的に証明された高い検査精度

nodocaのインフルエンザ検査は、国内11施設での治験においてPCR法検査に対する感度76.0%、特異度88.1%という高い精度が確認されています。

特に注目すべきは、発症後12時間以内において、従来のイムノクロマト法(鼻からの検査)よりも感度が高い傾向が認められた点です。

発症経過時間別の感度比較

以下のグラフデータは、発症からの経過時間別にnodocaとイムノクロマト法を比較した結果です。

発症経過12時間毎のイムノクロマト法検査との感度の比較
  • 12時間以内:nodoca 本品の方が高い傾向(統計的に有意ではないが)
  • 24時間前後:両者ともに高い感度を示す
  • 36時間前後:引き続き高い感度を維持
  • 48時間前後:若干の感度低下が見られるものの、依然として有効

新型コロナウイルスのスクリーニングも可能

nodocaでは、インフルエンザ検査時に新型コロナウイルスのスクリーニング判定も受けられます。

新型コロナスクリーニング機能の特徴

  • 咽頭画像データベースと診療情報をもとにAIが判定
  • 新型コロナに特徴的な所見・症状等の検出有無を判定
  • 咽頭画像の再撮影は不要(インフルエンザ検査と同じ画像を使用)

PCR法検査との比較データ

新型コロナスクリーニング機能について、PCR法検査との比較試験が実施されました。以下の表は「検出あり・検出なし」に限定した場合の結果です。

新型コロナ
スクリーニングAI
PCR計(表示率)
陽性陰性
検出あり61258612.4%
検出なし158810314.8%
判定保留17133650772.8%
247449696100%

(国内26施設において、PCR法検査との比較試験を実施)

PCR法検査に対する感度・特異度
感度 80.3% (61/76)
特異度 77.9% (88/113)

※「検出あり/検出なし」症例に限定して算出(判定保留の数は分母に含まない)

判定精度
偽陰性率 6.1% (15/247)
偽陽性率 5.6% (25/449)

判定結果の解釈について
  • 検出あり:新型コロナに特徴的な所見・症状が検出された場合。確定診断には原理の異なる検査(PCR検査等)をご検討ください。
  • 検出なし:特徴的な所見・症状が検出されなかった場合。インフルエンザ判定と同様、診断支援としてご利用いただけます。
  • 判定保留:検出有無の判定ができない場合。原理の異なる他の検査の追加実施をご検討ください。

重要 新型コロナウイルス感染症の診断は、本機能の結果のみではなく臨床症状等を考慮し総合的に判断してください。新型コロナウイルス感染症及びインフルエンザウイルス感染症の診断は、それぞれの結果は独立した処理により出力され、互いに影響を与えることはありません。

検査費用と保険適用について

従来の検査と同じ費用で受けられます

nodocaによるインフルエンザ検査は保険適用です。費用は従来の鼻から採取する検査と変わりません。

検査項目保険点数3割負担額備考
nodoca(インフルエンザ判定)305点915円喉の撮影
インフルエンザ抗原検査301点903円鼻からの採取
インフル・COVID-19抗原同時検査375点1,125円鼻からの採取

※初診料・再診料・処方箋料・その他検査料は別途必要です
※保険点数は合計点数に負担割合を掛け、10円未満を四捨五入しますので上記金額と端数が異なる場合があります

検査を受けられる方・注意事項

対象となる方

対象 6歳以上で、発症から48時間以内の方がnodocaの保険適用対象となります。

nodocaでは判定できない項目

  • インフルエンザA型・B型の型別判定はできません(インフルエンザ陽性・陰性のみ)
  • 6歳未満の方、発症から48時間を超えた方は保険適用外となります
  • 新型コロナウイルスの確定診断には、別途PCR検査等が必要です

従来の検査をご希望の方へ

nodocaをご希望でない方、A型・B型の判定が必要な方、新型コロナの確定診断が必要な方は、従来通り鼻から採取する「インフルエンザ・COVID-19同時検査」も実施しております。ご予約時にお申し付けください。

痛くないインフルエンザワクチンもあります

当院では、注射が苦手なお子さん向けに鼻に噴霧するタイプのインフルエンザワクチン「フルミスト」も取り扱っております。注射の痛みが苦手な方は、検査もワクチンも痛くない方法を選択できます。

よくあるご質問

検査について

検査は本当に痛くないんですか?

 
先生

はい、喉の奥を撮影するだけですので、痛みはほとんど感じません。治験では平均痛みスコア0.8と非常に低い値でした。お子さんでも安心して受けられます。

 

検査結果はいつ分かりますか?

 
先生

判定開始から数秒〜十数秒で結果が出ます。その場ですぐに結果をお伝えし、必要に応じて治療を開始できます。

 

発熱してすぐでも検査できますか?

 
先生

はい、可能です。nodocaは症状や身体の変化から判定するため、発症早期でも検査できます。発症12時間以内では従来の検査より感度が高い傾向があります。

 

どのように検査するのですか?

 
先生

口を開けて、専用カメラで喉の奥を撮影します。数秒で撮影完了です。鼻に何かを入れることはありませんので、お子さんでも怖がらずに受けられます。

費用について

検査費用は高くなりますか?

 
先生

いいえ、保険適用で従来の検査とほぼ同じ費用です。3割負担の方で915円(検査のみ)です。初診料等は別途必要です。

 

新型コロナのスクリーニングは追加料金がかかりますか?

 
先生

新型コロナスクリーニングはオプション機能ですが、インフルエンザ検査と同じ画像を使用するため、追加の撮影は不要です。詳しくは受付でお尋ねください。

まとめ:痛くない検査で早期発見・早期治療を

インフルエンザは早期発見・早期治療が重要です。当院のnodoca検査なら、痛みを気にせず、発症早期から検査を受けられます。

nodocaがおすすめな方

  • 鼻の検査が苦手なお子さん
  • 痛みに敏感な方、高齢者の方
  • 発熱したばかりで早く検査したい方
  • インフルエンザと新型コロナの両方が心配な方
  • 検査結果をその場で聞いて、すぐに治療を始めたい方

「検査が痛そうで病院に行くのが不安」という方も、ぜひ当院のnodoca検査をご利用ください。痛みのない検査で、安心して適切な治療を受けていただけます。

インフルエンザが疑われる症状がある方は、お早めにご相談ください。発症から48時間以内の受診が、治療効果を高めるポイントです。

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