不眠症でお困りの方へ
寝つきが悪い・夜中に目が覚める・朝早く起きてしまう・眠った気がしないなどの症状でお悩みの方は、適切な診断と個別化された治療が重要です。池袋東口まめクリニックでは、不眠症の根本原因から治療まで総合的にサポートいたします。

夜なかなか眠れなくて、日中もボーッとしてしまいます。これって病気なんでしょうか?

不眠症は適切な治療で改善できる疾患です。まずは睡眠の状況を詳しくお聞かせください。生活習慣の見直しから薬物療法まで、患者様に最適な治療法をご提案いたします。
不眠症の4つのタイプ
入眠困難
寝つきが悪い状態で、一度寝付くと朝まで眠れることが多いタイプです。早朝覚醒
予定より1~2時間早く目が覚める状態で、その後眠れないタイプです。中途覚醒
夜中に何度も目が覚める状態で、一度起きると眠れないこともあります。熟眠障害
眠った気がしない状態で、睡眠時間は十分でも疲れが取れません。実際の不眠症では、これらのタイプが混在していることが多く、成人の約10%が不眠症の症状を経験しているとされています。
不眠症の主な原因
生活習慣
- 不規則な就労時間
- 習慣的な夜更かし
- カフェイン・ニコチンの摂取
- 運動不足
精神的ストレス
- 仕事上の心配
- 人間関係の悩み
- 金銭的な不安
- 無意識のストレス
身体的疾患
- 睡眠時無呼吸症候群
- うつ病・不安障害
- 高血圧・心臓病
- 甲状腺疾患
睡眠時無呼吸症候群は中途覚醒や熟眠障害の原因として頻度が高い疾患です。放置すると心筋梗塞、脳梗塞、糖尿病などのリスクを高めるため、適切な診断と治療が重要です。
診断と検査について
池袋東口まめクリニックでは、症状に応じて適切な検査を実施いたします。新宿三丁目メディカルクリニックと提携し、睡眠時無呼吸症候群の詳細な検査も可能です。
当院での基本検査
- 詳細な問診・生活習慣の聴取
- 睡眠質問票による評価(ESS、PSQI、ISI、AIS)
- 血液検査(甲状腺ホルモン、副腎ホルモンなど)
- 簡易睡眠時無呼吸症候群検査(簡易PSG)
専門検査(提携医療機関)
新宿三丁目メディカルクリニック提携による高度な睡眠検査
- 終夜睡眠ポリソムノグラフィ(PSG)
- 検査施設外睡眠検査(OCST)
- 周期性四肢運動障害の詳細検査
治療について
生活習慣の改善
- 就寝時間を一定にする
- 就寝時間の2時間前までに夕食を済ませる
- 就寝前の飲酒・カフェイン摂取を避ける
- 午前中に太陽の光を浴びる
- 日中に適度な運動をする
- 就寝前2時間は安静に過ごす
薬物療法
ベンゾジアゼピン系・非ベンゾジアゼピン系
GABA受容体に作用し、脳の過剰な興奮を抑えて睡眠を促進します。患者様の症状に応じて短時間・中間・長時間作用型から選択します。メラトニン受容体作動薬・オレキシン受容体拮抗薬
自然な睡眠リズムを調節し、依存性や耐性のリスクが低い新しいタイプの睡眠薬です。漢方薬による治療 酸棗仁湯、柴胡加竜骨牡蛎湯、抑肝散など、患者様の体質や症状に応じた漢方薬も処方いたします。
池袋東口まめクリニックの治療方針
患者様の生活環境や体調を詳しく聴取し、不眠症の根本原因から治療まで、個々の事情を理解した現実的な改善策をご提案いたします。
原因の究明
- 詳細な問診と生活環境の聴取
- 内科的な広い知識からの検討
- 他疾患の影響がないかの確認
- 必要に応じた血液検査の実施
生活習慣の見直し
- 現実的な改善ポイントの抽出
- 患者様と一緒に考える治療方針
- 睡眠薬に頼らない治療の提案
- 個人の事情を理解した指導
適切な薬物療法
- 生活習慣に合わせた薬剤選択
- 短期間処方による効果検証
- 必要に応じた種類変更
- オンライン診療による継続治療

睡眠薬を飲むのが不安です。依存性とかは大丈夫でしょうか?

ご安心ください。当院では最初に生活習慣の改善から始め、必要な場合のみ適切な睡眠薬を短期間から処方いたします。新しいタイプの睡眠薬は依存性が低く、患者様の状況に応じて最適な治療法を選択いたします。
オンライン診療にも対応しており、再診からは対面診療と同じ内容のお薬を処方可能です。お薬は自宅に届くシステムとなっているため、お忙しい患者様にも安心してご利用いただけます。
以下のような症状がある場合は、他の重篤な疾患の可能性もあるため、お早めにご相談ください。
- 強いいびきや睡眠中の息止まり
- 日中の強い眠気や居眠り
- うつ症状や不安感の悪化
- 記憶力や集中力の著しい低下
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