「禁煙が続かない…」 「吸わないとイライラしてしまう…」 「身体に悪いけど辞められない…」
こういった悩みを解決するなら。当院がしっかりサポートします！
たばこをやめたいと考えている方へ
禁煙は自己努力でも可能ではありますが、たばこのニコチンには依存性があるため、やめようと思ってもなかなかやめにくいこともわかっています。 医療機関での禁煙治療や禁煙補助薬を利用すると、ニコチン切れの症状を抑えることができるため、比較的スムーズに禁煙することが可能で、自己努力と比べて 3~4倍禁煙に成功しやすくなると言われています。 何度もやめようとして失敗している方も、まずは、その一歩が大切です。禁煙治療を行っている医療機関(禁煙外来)に相談してみませんか。
禁煙治療の内容
- ニコチン依存度の判定
- 呼気一酸化炭素濃度測定
(たばこに含まれている有害成分をどれくらい取り込んでいるか検査します。) - ニコチン依存度に合わせた貼り薬や飲み薬の処方
- 禁煙に対するアドバイス
(禁煙を楽にできるためのコツをお伝えしたり、禁煙に対する不安を伺ったりします。)
健康保険による禁煙治療
2006年度から健康保険で禁煙治療が受けられるようになりました。健康保険を使った禁煙治療は、12週間で5回の診察を受けます。
健康保険適用時の禁煙治療に係る費用
| 保険適用時（３割負担） | 13,000円 ～ 20,000円 |
| 保険適用外（全額自己負担） | 約43,000円～ |
健康保険適用となる条件
健康保険で禁煙治療を受けるためには、4つの条件を満たしている必要があります。
□ 現在たばこを吸っていて、ただちに禁煙しようと考えている
□ ニコチン依存症のスクリーニングテスト(下表)の結果が5点以上である
□ 医療機関で禁煙治療の同意書に署名を求められることに同意する
□ 35歳以上の方については、1日平均喫煙本数×喫煙年数が200以上である
| 質問 | |
| Q1 | 自分が吸うつもりよりも、ずっと多くタバコを吸ってしまうことがありましたか？ |
| Q2 | 禁煙や本数を減らそうと試みて、できなかったことがありましたか？ |
| Q3 | 禁煙したり本数を減らそうとしたときに、タバコが欲しくて欲しくてたまらなくなることがありましたか？ |
| Q4 | 禁煙したり本数を減らしたときに、次のどれかがありましたか？ （イライラ、神経質、落ち着かない、集中しにくい、ゆううつ、頭痛、 眠気、胃のむかつき、脈が遅い、手のふるえ、食欲または体重増加） |
| Q5 | Q4でうかがった症状を消すために、またタバコを吸い始めることがありましたか？ |
| Q6 | 重い病気にかかったときに、タバコはよくないとわかっているのに吸うことがありましたか？ |
| Q7 | タバコのために健康問題が起きているとわかっていても、吸うことがありましたか？ |
| Q8 | タバコのために自分に精神的問題が起きているとわかっていても、吸うことがありましたか？ （ここでいう精神的問題とは、禁煙時の禁断症状ではなく､ 喫煙の影響で結果的にイライラしたり、不安になったりすることです。） |
| Q9 | 自分はタバコに依存していると感じることがありましたか？ |
| Q10 | タバコが吸えないような仕事やつきあいを避けることが何度かありましたか？ |
12週間という期間で考えてみると、保険診療で禁煙治療を受けた場合(12週間に5回)の自己負担額は、1日1箱 (550円換算)喫煙する場合の8~12週間分のたばこ代と比べて、安くなる計算になります。そして、禁煙後は、たばこ代がゼロ、禁煙のメリットまで受けられ一石二鳥の効果です。
